回顧
母親が生きてた頃の事をよく思い返すんですけど、後悔ばかりです。
言ってしまったこと、言いそびれたこと、見せたかったもの、やりたかったこと。
自分が未熟でどうしようもなかったんだけど。
やらない後悔より、やる後悔?みたいなことよく言われるけど、あれはそういう側面もあるかもしれないけど、見方変えたら何も言ってないとすぐにわかると思う。
何かをしないという選択を"する"ことは逃げではない。
やるもやらないも何らかの選択をしていて、どちらを選んでもその先に後悔がある可能性はあるけど、前もってやらない後悔よりやる後悔、と唱えておく事でやった後の後悔を誤魔化そうとしているだけに見える。
後悔するかしないかは、選んだ選択肢の正しさによるのではなく、選択をした人の性格によるし、私はどう足掻いても後悔してしまい、過去を振り返って何度も何度もその後悔を噛み締めるタイプなのはこの30年ちょっとの付き合いでわかっている事なのです。
母親にはまた会いたい。
でも一方で、母親以外の家族や親戚は全員苦手で父親に関しては恨みしかないので、一緒に思い出して嫌な気持ちになってしまう。